成功した話より、失敗した話のほうが、人を惹きつける。
不思議に聞こえるかもしれませんが、発信を続けていると、これははっきり分かります。
発信していると、つい成功した話をしたくなるんですよね。 うまくいった、稼げた、伸びた。そういう話。
もちろん、成功談が悪いわけじゃありません。 でも、人の心に本当に残るのは、成功談じゃなくて、失敗談のほうなんです。
【成功談が、意外と刺さらない理由】
成功談って、どうしても「自慢」に聞こえてしまうんですよ。
聞いている側からすると、「すごいですね。でも、自分とは違うしな」と、距離ができる。
しかも、成功は、再現性が低い。 運やタイミング、その人だからできたこと、というのが多いんです。 だから、聞いても自分には活かしにくい。
【失敗談は、距離を一気に縮める】
その点、失敗談は逆です。
人は、誰でも失敗しますよね。 だから失敗談を聞くと、「あ、この人も同じなんだ」と、一気に自分ごとになる。
それに、失敗のほうが、学びが多いんです。 「こうやると失敗する」と分かれば、避けられますから。
そして、これが一番大きいんですけど。 自分の失敗を正直に話せる人は、信頼されます。
かっこ悪いところを、隠さない。 それを見ると、人は「この人は嘘をつかなさそうだ」と感じるんです。
僕自身、振り返ると失敗だらけです。
上京して挫折したり、うつになって実家でどん底まで落ちたり、投資で大きいお金を溶かしたり。 正直、思い出したくないことも、たくさんあります。
でも、こういう話をしたときのほうが、圧倒的に反応がいい。 キラキラした成功の話より、ずっと、です。
【発信でも、失敗談のほうが読まれる】
僕がやっているこのSubstackでも、まったく同じことが起きます。
うまくいったノウハウの記事より、「これで失敗しました」という記事のほうが、読まれるし、コメントもつく。
だから、もしあなたが何かを発信しているなら。 成功した話だけじゃなくて、失敗した話も、ちゃんと出してみてほしいんです。 そっちのほうが、人は集まってきます。
【ただし、愚痴と失敗談は違う】
ひとつだけ、注意があります。
失敗談なら何でもいい、というわけじゃありません。
ただの愚痴や、誰かのせいにする話は、逆効果です。 聞いていて、しんどいだけなので。
大事なのは、失敗を「学び」とセットで話すこと。
「こう失敗して、そこから何に気づいて、今はこうしている」。
この形にすると、失敗談が、ただのかわいそうな話じゃなくて、聞いた人の役に立つ話に変わります。
【人は、転んだ人を信じる】
結局、人は、完璧な人を信じるわけじゃないんです。
ちゃんと転んで、そこから立ち上がった人を、信じる。
だから、隠さなくていい。 あなたの失敗は、たぶん、あなたが思っているより、ずっと価値があります。















