発信をしていると、どうしても他人と自分を比べてしまいます。
「あの人は、もう購読者が100人を超えている」
「それに比べて、自分はまだこれだけしかいない」
そんなふうに、誰かの数字を見て勝手に落ち込んだ経験がある人は、かなり多いと思います。
でも、ここではっきりさせておきたいことがあります。
他人との比較は、そもそも勝てない戦いです。
【SNSは、人と比べるように作られている】
僕たちが他人と比べてしまうのは、意志が弱いからではありません。
SNSそのものが、人と比べやすい構造になっているからです。
タイムラインを開けば、誰かのうまくいった話や、すごい実績が次々に流れてきます。
ただし、そこで見えているのは、その人のすべてではありません。
その人が見せたい、一番うまくいった瞬間です。
一方で、自分については、うまくいかなかったことも、迷っていることも、数字が伸びなくて焦っていることも、全部知っています。
つまり僕たちは、相手の一番いいところと、自分のうまくいっていないところを比べているんです。
そんな比較、最初からフェアじゃないですよね。
それで落ち込むのは、ある意味当然です。
【他人との比較には、ゴールがない】
比較のさらに厄介なところは、終わりがないことです。
頑張って一人を追い抜いたとしても、今度はもっとすごい人が目に入ります。
購読者が100人になれば、500人の人が気になる。
500人になれば、今度は1000人の人が気になる。
上には上がいるので、どこまで進んでもゴールは来ません。
他人と比べることを基準にしている限り、ずっと満たされないままです。
僕も、発信を始めた頃はこれにかなりやられました。
競合の数字を毎日のように見て、「あの人はこんなに伸びているのに、なんで自分は伸びないんだろう」と考えていました。
勝手に比べて、勝手に落ち込んで、どんどんメンタルを削っていたんです。
今振り返ると、あれは完全に時間とエネルギーの無駄でした。
他人の数字を何度見ても、自分の発信がよくなるわけではありません。
【比較をやめるのではなく、相手を変える】
だからといって、「今日から誰とも比べないようにしましょう」と言いたいわけではありません。
人間は、どうしても比べてしまう生き物です。
比較を完全にゼロにしようとしても、たぶん無理です。
大事なのは、比べることをやめるのではなく、比べる相手を変えることです。
他人ではなく、過去の自分と比べる。
1か月前の自分より、少しでも進めているか。
去年の自分が今の自分を見たら、どう思うか。
この比較なら、誰かに勝つ必要はありません。
自分が前に進んだ分だけ、きちんと成長として受け取れます。
【見るべき数字は、自分の変化】
Substackをやっていると、他の人の購読者数や反応が見えます。
それを見て、「自分は全然ダメだ」と落ち込む人も少なくありません。
でも、本当に見るべきなのは、そこではないと思っています。
先月の自分より、記事を1本多く出せた。
以前より、読んでくれる人が1人増えた。
前よりも、自分の考えをうまく文章にできるようになった。
こうした自分の変化を見るだけで、発信の続けやすさは大きく変わります。
もちろん、他の人を見ること自体が悪いわけではありません。
参考にしたり、学んだりするために見るのはいい。
でも、自分を否定するために見る必要はないんです。
他人は、追い抜く相手ではありません。
追いかけるべきは、いつだって昨日の自分です。
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