Substackがなかなか伸びないとき、人はつい派手な原因を探します。
文章が下手なんじゃないか。
テーマが悪いんじゃないか。
もっとバズる書き方があるんじゃないか。
でも、いろんな人のSubstackを見てきて、僕が感じたのは逆でした。
伸び悩んでいる人ほど、派手な失敗はしていません。
むしろ、地味な原因でつまずいていることが多いんです。
地味な原因は、才能や運の問題ではありません。
だから、気づけば直せます。
この記事は、「自分はどこかでつまずいているかも」と感じている人のための点検リストです。
責めるためではなく、直せる場所を見つけるために書きました。
【この記事で書くこと】
僕が見てきたなかで、伸びない人に共通していた地味な原因を5つ挙げます。
どれも、派手ではありません。
派手じゃないから、気づきにくい。
でも、ひとつ直すだけで流れが変わることがあります。
自分に当てはまるものがないか、点検する気持ちで読んでみてください。
【1. 誰に向けて書いているかが、毎回ぶれている】
まず多いのがこれです。
記事ごとに、向いている相手が変わっている。
ある日は初心者向け、次の日は上級者向け、その次は自分の日記。
一本一本は悪くないのに、全体として「誰のためのSubstackなのか」が伝わらない。
読者は、次も読む理由があるから読み続けます。
でも、毎回相手が変わると、その理由が作れません。
昨日刺さった人に、今日は刺さらない。
これを繰り返すと、読者が定着しづらくなります。
直し方はシンプルです。
毎回テーマを変えてもいいので、「誰に向けているか」だけは揃える。
同じ人に、違う角度で話し続けるイメージです。
相手が一定なら、テーマが多少ばらけても、読者はついてこられます。
【2. 更新のリズムがなく、読者が生活に組み込めない】
次は、更新のリズムです。
書けるときに書いて、書けないときは間があく。
一本一本は真剣に書いているのに、いつ届くか分からない。
読者からすると、いつ来るか分からないものは、生活に組み込めません。
毎朝来ると分かっていれば、朝に読む習慣ができます。
でも不定期だと、「そういえば最近見てないな」で終わってしまう。
内容以前に、リズムがないことで忘れられているんです。
毎日出す必要はありません。
週に何回でもいい。
大事なのは、読者が「だいたいこのくらいで来る」と予想できること。
回数より、予測できるリズムがあることの方が効きます。
【3. 毎回、新しい人向けに書いていて、前からいる読者が読み返す理由がない】
これは、真面目な人ほどはまります。
新しい読者に分かりやすいように、毎回ゼロから説明する。
親切ではあるんですが、前からいる読者にとっては「もう知っている話」になりがちです。
読者は、最初に来た人だけではありません。
すでに何度も読んでくれている人もいます。
その人たちが「今日も読んでよかった」と思える一行がないと、少しずつ離れていきます。
全部を新規向けにしなくていいんです。
基本は分かりやすく書きつつ、そのなかに、続けて読んでいる人だけが「深いな」と感じる部分を一つ入れる。
新規にも既存にも、それぞれ読む理由を残す。
これだけで、リピートされ方が変わります。
【4. 読み終わったあと、読者が次に何をすればいいか分からない】
いい記事なのに、読み終わったあとが「なるほど」で止まっている。
これも地味に多い原因です。
読者は、読んで終わりだと、行動に移せません。
行動に移せないと、記事の印象は薄れていきます。
逆に、読んだあとに一つでも動けると、その記事は記憶に残ります。
「この人の記事は、読むと動ける」という感覚が、次も読む理由になります。
むずかしいことをさせる必要はありません。
今日、一つだけ試せることを最後に置く。
コメントで一言書いてみる、でもいい。
読者が読後に取れる小さな一歩を、こちらから渡しておくことが大事です。
【5. 反応を「数」でしか見ていない】
最後は、伸ばそうとしている人ほど、はまりやすい原因です。
いいねの数、購読者の数、その増減だけを見ている。
数字は分かりやすいので、つい全部を数で判断してしまいます。
でも、数だけ見ていると、大事なものを見落とします。
それは「誰が」反応してくれたか、です。
同じいいね一つでも、毎回来てくれる人の一つと、初めての人の一つでは意味が違います。
コメントを残してくれた人が、どんな言葉を使ったか。
そこに、次に何を書けばいいかのヒントが眠っています。
数は、全体の調子を見るためのものです。
でも、次の一手を決めるのは、数ではなく「誰が、どう反応したか」です。
数を追いかけて疲れる前に、反応してくれた人を一人ずつ見てみる。
そのほうが、結果的に続きます。
【地味な原因は、地味だから直せる】
ここまで5つ挙げてきました。
誰に向けているかが毎回ぶれている
更新のリズムがない
前からいる読者が読み返す理由がない
読後に何をすればいいか分からない
反応を数でしか見ていない
どれも派手ではありません。
一発逆転の裏技でもありません。
でも、地味だからこそ、直せます。
才能を変える必要も、生まれ持ったセンスもいりません。
今の自分のSubstackを、少し点検するだけです。
伸びないと感じたとき、才能や運のせいにすると、そこで止まってしまいます。
でも、地味な原因なら、今日から一つずつ直していけます。
全部を一度に直さなくていい。
このなかで、いちばん心当たりのある一つから始めてみてください。
その一つが直るだけで、流れは変わりはじめます。
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